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高速バスは、大人数で長時間移動するもの。たくさんの知らない人たちと同じバスに乗り合うので、無防備に睡眠をとる事に不安を感じる方もいるでしょう。
しかし乗客のみなさんが安心してバスに乗車できるよう、各社それぞれ様々な防犯対策や選択肢を用意してくれています。今回はこのような高速バス車内における安全性についてお伝えします。
監視カメラについて
高速バスに限らず、防犯手段として一般的なのが監視カメラです。暗い車内に対応し、暗視カメラを設置しているバスもあります。長時間の運行で「監視」されているように感じる方もいるかも知れませんが、撮影されたデータは防犯以外には使用されないという規約を設けている場合がほとんどなので、気になる方はバス会社の利用規約を確認してみてはいかがでしょうか。また運転の記録の為に取り付けられているドライブレコーダーにも、無関係の人が乗車してきた際に映像を記録されている場合があります。

女性専用席・女性専用車
特に女性が1人で使用する場合にオススメなのが、女性専用席、または女性専用車です。女性専用席は男性と隣り合わないよう、1台のバスの中に女性専用エリアが設けられています。たいていバスの奥側に女性だけの席が設けられており、Webからの予約時には「女性安心」といった表記があり、座席位置を確認する事が出来ます。女性専用車は全シートが女性限定であり、運転手以外に男性が乗車しない車両です。女性専用車両と表記されている場合が多いです。(女性専用シートや、女性専用車は、シートや車体が可愛い柄になっているため、乗車の際に分かりやすいのが嬉しいですね。)
シートの配列について
見渡しの良い広々とした席を選ぶ事や、他の乗客と隣り合わない席を選ぶ事も防犯になります。高速バスの座席は、4列、4列のびのび、3列独立シート、3列(2列+1列)など、主に4種類あります。他の乗車客と隣り合わないよう、旅の人数に合わせてバスの座席を選ぶと防犯につながります。また、片側が壁になるため窓側の席を好む方が多いですが、1人で乗車する場合、防犯の観点では逃げ道があり視界の良い通路側を選ぶ方が良いでしょう。




まとめ
高速バス利用における安全性についてまとめました。特に1人で乗車する際には色々な不安があるかも知れませんが、バス会社は監視カメラや女性専用シートなどといった上記のような対策をしています。またシートの配列に気を配るなど、普段以上に防犯意識を持って乗客1人1人が安全に配慮していれば、更に快適な旅が出来るでしょう。サービスエリアでの休憩では、バスの扉が開かれた際に乗車客以外が乗り込んで来られる可能性もあります。貴重品は肌身離さず持つ、中身が見えにくいバッグを選ぶなど、ご自分でも防犯を心がけてみてください。

奥田明日美

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