
旅行にかかる交通費を安く済ませたい方にとって最近気になるのがLCCの存在です。
様々な制約はありますが、プランによっては大手航空会社よりもはるかに安い費用で旅行ができるようになりました。
しかし安く旅行するにあたって昔から根強い人気を誇るのは夜行バス。
ではこの2つを比較した時、どちらが節約できるのでしょうか。
今回は関東⇔関西の区間での料金を比較してみました。
1.LCCを使う場合
夜行バスの予約はおよそ1カ月前からの予約が通例ですので、同じ条件で調べてみました。
旅人の間では御用達の「スカイスキャナー」での検索結果を見てみましょう。
https://www.skyscanner.jp/
東京大阪間、今回は【成田空港→関西国際空港】間での最安値をまとめてみます。
この記事を書いている2018年2月5日の一ヶ月後の3月5日を出発日とします。
2泊3日の旅程で3月7日に帰る場合、バニラエアー社で往復8,420円となっています。
単純にチケット代だけを考えると安く感じられますが、LCCはこのほかにも必要に応じて別料金がかかる場合があります。
以下に一例を挙げていきます。
・座席指定:500~1,000円
・受託手荷物手数料:無料~2,000円
・空港使用料(国内線):380円
また各空港が都心部から離れていることもあり、実際は12,000円程度と考えていたほうが良いでしょう。さらにお安く済ませるには、3カ月以上前からの予約や、航空会社が行っているセールのタイミングを見計らって購入するといった方法があります。
2.高速バスを使う場合のお値段
続いては夜行バスを使った場合のお値段です。
今回は「バスブックマーク」で調べました。
https://www.busbookmark.jp/
【東京→大阪】間での値段を見てみましょう。
千葉みらい観光バスからの便で、片道3,600円となっています。
帰りの最安値は、千葉みらい観光バスで3,600円です。
合計すると7,200円ですから、旅行券のみで比べてもLCCに比べるとかなりお安くなります。
最近では高速バスも席にこだわるものが増えてきました。
プライバシーに配慮したフード付きのシートや、席を倒すスペースをより長く確保したもの、また女性専用の車両があるバス会社もあります。
今回は特にお値段に着目して比較してみました。
時間だけを考えるとLCCの方が速いのですが、快適さやお値段など様々な要素を総合的に考えて交通手段を選びたいですね。
料金は週末か平日かでも料金は変わってきますし、ゴールデンウィークやお盆休み、年末年始等の繁忙期はどうしても高くなる傾向にありますので、その都度料金検索をして見てくださいね。

山下萌々子

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